三方よしカレンダー

2016年5月21日土曜日

第102回三方よし研究会

5 19日 18:3020:30 湖東記念病院 花の木ホール において第102回三方よし研究会が開催されました。

参加者はおよそ100名、多職種の方に参加していただきました。


今回のテーマは「整形外科疾患を抱えた認知症患者さんについて」

 湖東記念病院さんにいろいろと準備をしていただきました。

ゴール
     整形外科手術後患者の注意点について学ぶ。
     認知症高齢者への支援について多職種について考える。
     顔を知り合うことにより連携を深め、支援が円滑になる。

情報提供
     講演会「がん患者妊孕性温存 現状と滋賀県の取り組み」61日滋賀医大
     勉強会「嚥下の基礎と介護施設での取り組み」616日近江八幡総合医療センター
     研修会「認知症ケアの最前線根拠に基づく実践と啓発について」621日 男女共同参画センター
     三方よし研究会より熊本震災募金の報告  17,535円を日赤に募金
     市民公開講座「第6回心臓病で命を落とさないために」522日 八日市文化芸術会館
     しゃべりばカフェ 東近江介護多職種広場 次回は61212時から

30分学習会
     整形外科手術後患者の注意点      湖東記念病院 整形外科 西村一郎先生
 病院整形外科で扱う疾患
・股関節疾患
・膝関節疾患
・脊椎疾患
・骨折の治療
・骨粗鬆症の治療
・難治性骨折の治療
と、盛りだくさんの内容でしたが、皆さん、熱心に聴いていただきました。


症例検討
認知症を抱えた患者さんが骨折を契機に入院。異食行動など、病棟ではトラブルになりがちな症状がみられながらも対応し、急性期 → 維持期 → 在宅へと移行した症例。
皆さんで対応方法などを含め、グループワークで話し合いました。

指定発言は、結の家 榎本さん
つい投げやりになってしまうご家族の一言を見逃さず、家族に対する支援も必要とコメント。多職種でチームになって支え合うこととコメントしていただきました。

追加コメントは、遠藤さん
異食行動については、障がい分野でも多い。
空腹が原因になっていることは少なく、食感などが原因のことが多い。
我々は、データを持っているので、是非一緒に解決できればと思う。
と、大きく一歩踏み出せそうな発言をいただきました。

まさに多職種で考えることの有意義さを感じた三方よし研究会でした。

おまけ・・・・・

先日より、ナスカさんが開発された「みつけて.net」という高齢者見守りシステムを用いて、小串輝男先生がチップを持ち歩かれ「オードリーを探せ」という企画が行われております。
チップがインストールした携帯電話に近づくと感知するシステムです・・・


今回、研究会の会場に到着すると、私の携帯がブルルッと震えました。
何かの通知です。




みると捜索中のチップが近くにいると・・なんと!
地図表示をすると、揺れ動く顔の画像。


無事に確保できました。



ナスカさんの「みつけて.net」をよろしくお願いします。

2016年5月12日木曜日

第102回三方よし研究会のお知らせ

日時:平成28年5月19日(木) 18:30〜20:30
場所:湖東記念病院 花の木ホール   
(当番:湖東記念病院)

主な内容

全体進行:小串先生
進行:湖東記念病院さん

ゴール
   整形外科手術後患者の注意点について学ぶ。
   認知症高齢者への支援について多職種について考える。
   顔を知り合うことにより連携を深め、支援が円滑になる。

情報提供
   摂食・嚥下
   認知症ケア
   がん

30分学習会
   整形外科手術後患者の注意点
湖東記念病院 整形外科 西村一郎先生

症例検討
   症例報告 認知症の方が大腿骨頸部骨折を受傷されて入院・・・退院、在宅までの支援
Ø  急性期(湖東記念病院)
Ø  回復期(神崎中央病院)
Ø  在宅(ウェルあおば)

グループワーク
   テーマ:徘徊・異食行為等の認知症状があっても安心して暮らすためにそれぞれの立場で何ができるか考える。
Ø  本人・家族へそれぞれがどんな関わりができるだろう
Ø  徘徊・異食行為に対してどのような対応が可能だろう
Ø  自宅での生活にどんな危険性がある
Ø  どんな工夫があれば、もっと安心して生活できるだろう
Ø  認知症になったら地域の人からどのように支えてもらいたいか

まとめ

   指定発言:結の家 榎本さん

参加者紹介