三方よしカレンダー

2017年4月24日月曜日

第113回三方よし研究会が開催されました。

113回三方よし研究会が開催されました。
当日の様子を少しご紹介します

日時:平成29420日(木)18:30
会場:近江温泉病院

ゴール
 障害者運転再開支援の流れの提案
 1人暮らし高齢障害者の生活期・・住まい・住まい方への課題
 ~住宅型施設(住宅型有料老人ホーム・サービス付高齢者住宅等)の理解と連携を前向きに考える~

全体進行:小串先生
司会進行:近江温泉病院(石黒先生)

18:30~情報提供
 ・がん患者サロン「よしぶえ」へのお誘い :近江八幡市総合医療センターさんより
 ・退院支援 栄養セミナー :近江八幡市総合医療センターさんより
 ・三方よし 介護食レシピ集~かんたん編~ :ぴーまんくらぶさんより
 ・第5回東近江心臓リハビリカンファレンス 421日近江八幡総合医療センター

18:35~(30分学習会)
 ・障害者運転再開支援介入のその後(昨年の報告後の経過) 奥野さん

113名が受講、54名が卒業
20146月の改正により病気を隠して事故を起こした時に罰則が適用される
安全な運転に必要な認知、予測、判断または操作のいずれにかかかる能力が予測される患者さん
時間の見当識、手がかり再生、時計描写(手続き記憶):ネットで検索できる
東近江自動車運転支援連携の流れ:昨年の三方よしで、教習所、免許センター、滋賀医大などとの連携ができた
実績:
運転免許センターへ24年から26年に約60名を紹介
八日市自動車教習所平成28年度 10名を紹介(連携シートを用いた連携、運転技能自動評価システムObjetを使用)
今後は、外来、訪問リハビリでの自動車運転支援を行なっていく予定
「滋賀県自動車運転支援に関わる関係者が集う連携協議会」立ち上げ
今後、自動車運転支援のネットワークを作り上げたい。今のところは東近江だけ


 ・住宅型施設について(一人暮らしの住まいについて考える)
   ハートフルヒルズ彦根 施設長の浅井さん

(住宅型)有料老人ホームとサ高住との違い
介護付き老人ホーム、住宅型有料老人ホーム(サ高住)、健康型有料老人ホームがある
介護付きは、介護が必要であってもホームがサービスを提供住宅型は外部の訪問介護などのサービスを利用
サ高住:国土交通省・厚生労働省の所管 高齢者住まい法
はっきりとした違いがよく分からない
両方とも住所地特例が受けられる
費用:家賃管理費、介護費、医療費、オムツ代、生活必需品、自費(コール、夜間のオムツ交換、外出、受診の付き添いなど)がある
これからの施設の方向性


19:05~(事例紹介)
 ・一人暮らしの高齢者障害者の生活期への住まいに課題と連携
  ・サービス付き高齢者向け住宅
  ・有料老人ホーム
  ・無認可のシェアハウス
   制度改正により特別養老人ホームへの入所は要介護3以上となっており、軽度者の方は介護保険内外のサービスが必要となっている。

近隣サ高住:8900020万円ぐらい(家賃・食費・生活支援費等含む)
いろいろな施設がある
介護度が高い症例が、費用の安い施設に入られることが多いように思う

事例報告
(省略)



19:20~(グループワーク)
住宅型施設等を通し住まい・住まい方支援について考える
1人暮らし要支援・要介護者が長く暮らせる住まい住まい方支援の現状




19:50~(発表)
A:リハビリが継続できるといい。サ高住によっても様々なので見学が必要。
B:本人はサ高住にいれば安心と思っているが、ケアマネとしてはもっと外に出るように勧めている。経営者としては、外部の方と関わる機会が必要と思っている。
C:利用者の幅が広い。どのようなサービスが受けられるのか、どのようなサービスが含まれるのか、情報収集が必要
D:いろいろなサービスが受けられるところがいい。サ高住と介護施設の違いを理解。お金の問題。本人の気持ちはどうだったのだろう?振り返りが必要 回復期へのフィードバック
E:サ高住に関する情報、ネットで検索できればいいのでは。馴染めないところはないのか?
F:費用面の問題。サ高住のメリット・デメリット。今後、イメージの転換ができればいい
G:今までは老健への退所が多かったが、この頃はサ高住の方が多い。期間が決められていない、在宅への負担の問題など・・、もっと地域との関わりを持てばいいのでは?地域ボランティアの活用
H:急性期から回復期への移行した時に家族の受け入れは?そして、今後のことを考えなければならないことの家族の不安、結果的にサ高住を選択してしまう現状。医療依存度の高い人はサ高住選べない。
I:地域のつながり、医療サービスの利用、看取りまで含めた支援ができるのか?お金があれば、生活保護があればなんとかなる現実。
J:サ高住という選択肢が広がったのはいいこと。しかし、場所の選択にあたり検討が必要。サ高住によって内容、料金は様々。

指定発言
もくれんの小径 松宮さん
 サ高住の「見えない部分」に不安があるのかと感じた。我々も発信不足を自覚。我々のところでは看取りまで行なっている。施設によって様々。これからも連携をしていきたい。

ケアプランセンター加楽 川上さん
 三方よし研究会、長年参加しているが、今回、住宅についての学習ははじめてだったように思う。いろいろなケースを経験しているが、選択肢が増えたことはいいことだと思う。しかし、サ高住、有料老人ホームは内容も料金も様々。今後、情報発信してほしい。
 大切なことは、チームで支援していくことだと思う。


20:20~自己紹介


次回の案内
第114回NPO三方よし研究会 平成29518日(木)
当番:医療法人昴会・わたむきネット
会場:湖東記念病院


722日の案内

2017年4月14日金曜日

第113回三方よし研究会のお知らせ

第113回三方よし研究会

日時:平成294月20日(木)18:30
会場:近江温泉病院

ゴール
○ 障害者運転再開支援の流れの提案
○ 1人暮らし高齢障害者の生活期・・住まい・住まい方への課題
 ~住宅型施設(住宅型有料老人ホーム・サービス付高齢者住宅等)の理解と連携を前向きに考える~


全体進行:小串先生
司会進行:近江温泉病院(石黒先生)


18:30~情報提供
 ・がん患者サロン「よしぶえ」へのお誘い :近江八幡市総合医療センターさんより
 ・退院支援 栄養セミナー :近江八幡市総合医療センターさんより
 ・三方よし 介護食レシピ集~かんたん編~ :ぴーまんくらぶさんより

18:35~(30分学習会)
 ・障害者運転再開支援介入のその後(昨年の報告後の経過)
 ・住宅型施設について
   ※ハートフルヒルズ彦根 施設長の浅井さんから紹介
    近江温泉病院報告

19:05~(事例紹介)
 ・一人暮らしの高齢者障害者の生活期への住まいに課題と連携
  ・サービス付き高齢者向け住宅
  ・有料老人ホーム
  ・無認可のシェアハウス
   ※制度改正により特別養老人ホームへの入所は要介護3以上となっており、軽度者の方は介護保険内外のサービスが必要となっている。

19:20~(グループワーク)

19:50~(発表)

指定発言


20:20~自己紹介