三方よしカレンダー

2019年8月8日木曜日

第141回NPO三方よし研究会のご報告


第141回NPO三方よし研究会が開催されましたので、ご報告させて頂きます。



日時:令和元年8月8日(木)18:30~20:30 



【情報提供】  

健康歯つらつフェスタ1014日 湖東歯科医師会:藤居様



在宅で必ず必要となるフィジカルアセスメントと現場対応 ワンモア訪問看護リハビリセンター:山本様


5回キャリアアップ研修会及び介護初任者研修について 日本プライマリ・ケア:楠神


NPO法人三方よし研究会会員入会及び継続について 三方よし研究会:小梶様





【30分学習会】

東近江市社会福祉協議会 支え合いの地域づくりについて~居場所作り、見守り、生活支援について~          

東近江市社会福祉協議会:中西さん



・そもそも社協って?

  地域福祉の推進を図ること目的とする団体

・地域福祉とは・・・

  困難な状況に置かれている地域住民の生活上の課題解決に向けて支援

  地域を舞台に、より暮らしていきやすいような地域社会にしていく

・今の地域の状況と、今後、必要なこととは?

住民と専門職につながりを中心に

  困っていることがあっても、「助けて」と言えない。でも、「助けて」言われたら「助けられる」と言う人はいる。

  地域での何気ない見守り、気にし合う関係づくりが重要!

・介護保険制度などのサービスを利用すると・・・

  サービスの利用により、地域での人のつながりが希薄になってしまうことがある。

  自立支援を目指しているのに、「世話になる」というイメージが強い。

  「できないこと」の支援、「できること」の応援 大事なのは自立支援

・住民主体の支え合い活動

  見守り、生活支援、地域ボランティアセンター、・・・・

  自分のできることが、誰かの喜びや豊かさになる。

・今、必要な地域づくりについて話し合う場

  いっそう元気!東近江(第1層協議体)

   ・地域と医療福祉の専門職がつながるP

   ・暮らしを豊かにするための外出P

   ・「農」で活躍P

※地域による地域づくりの実践、話し合い場に医療福祉の専門職も参加して欲しい!





【活動紹介】                                         

サポーター活動のミニ事例紹介                                    

活動団体:たすけあい中野:谷口さん、今岡さん

 



生活支援サポーターグループ

 ・助け合い中野 活動事例紹介

   谷口さんより

    ・買い物と通院の送迎と付き添いが必要な方の支援

    ・毎週、72本注射を打たないといけない方の支援  趣味のグランドゴルフを再開

   今若さんより

    ・日中独居で認知症の女性への支援

    ・皆が助けてって言えるようになりたい。





【グループワーク】                                     

『地域の中で、何ができるかを考えよう!』

 ・活動紹介を聞いての感想      

・あなたが、地域とどうすれば繋がれるのか?      

・あなたが、地域でできることは?      

・あなたが、地域とつながることのメリットは?



【発表】                                            

A:中野の活動が活発で、マグマが噴火するような勢いを感じる。三方よしもマグマが噴火して始まったが、今もパワーがあり共に今後も継続して活動したい。

B:中野さんが私の近くにも欲しいとの意見が多数ありました。別の意見では、「助けて」と言うのが普通の地域もあるとのことで、中野さんのような活動を広め、誰もが「助けて」と発信できる地域を目指したい。

C:地域の資源がこんなに沢山あることを初めて知ることができた。住民の一人として、自分が団塊の世代で支え合いの仕組みを作りたいが、どうしたら良いのか分からないとの意見があった。自分の地域にどのような資源があるのか、三方よしのような場で情報交換したい。

D:できることは、どんな人が来ても構わない、居場所作りをされている方がグループにおられた。今若さんが言われていたように。ボランティアをすることによって、自分たちもいずれは助けてと言えるようになりたい。

E:地域で何ができるのか?なかなか専門職の皆さんと、地域で活動している人との情報共有が難しい・・・。個人情報の守秘義務があり、うまくいかない。これは、双方に言えることであり、大きな壁があるように思いました。

F:全体を通して、介護サービスがメインとなっているが、様々な制約があるので、介護サービスに捕らわれず、制度外の仕組みが今後重要になる。又顔と顔が見える関係作りが今後の活動に繋がると思う。栄養士さんがグループにおられ、ただ食べるだけでは駄目で、食事内容や環境も大切など、栄養のことを教えて頂きました。

G:初めて地域のことを考える機会であった。仕事をしていると地域を振り返る機会が少ないように感じた。専門職と地域との繋がりでは、栄養を切り口に考えるとうまくいくのではとの意見もありました。地域に戻られた時、一人でご飯を食べておられるのか?そのようなことも専門職と地域で考えられると良いと思います。多人数で食べると元気になり、地域との繋がりがより大切になります。



【指定コメント】

森田様:東近江市議会議員(あかね福祉の会)

通いの場所が東近江に18か所、蒲生でも7か所があります。現在、高齢の集いの場を地域の方々に作って頂いており、生活支援についても、中野さんに負けないように取り組んでいきたいと思います。又、社協では第1層からはじまり、2層作りを開始されているので、より進めて頂き、専門職と住民さんとの連携を深めて欲しい。そしてこのような連携の場を大切して欲しいと思います。





【ミニレクチャー】

花戸先生:認知症は、病気なんだろうか?

・ランセットの雑誌

・認知症お1/3は予防できる可能性がある。

・人との交流は週1回未満から健康リスクに。月1回未満では要介護になるリスクが1.5

・皆で一緒に食事をする方が健康になる。

・スポーツはグループで行った方が良さそう。

・結局のところ、誰がやってもいい。



【自己紹介】

初めて参加者を中心に自己紹介してもらう。



【ご案内】

・三方よしメーリングリストについて



・風船バレーボールについて

石黒:今年度は学校・ボランティアさんの都合等により開催できない。次年度もボランティア不足が懸念されるが皆さんのお力も借りて開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。



・三方よしポストについて



【次回開催日】

日時:令和元年919日(木)18:3020:30

会場:近江八幡市立総合医療センター よしぶえホール

当番:近江八幡市立総合医療センター