第139回三方よし研究会が開催されましたので、ご報告します。
日時:令和元年6月20日(木)18:30~20:30
会場:地域密着型特養 きいと(六心会) 担当:南出
○情報提供
・近江八幡市立総合医療センターでの、がん患者サロン「よしぶえ」 八木さんより
滋賀県下で12のサロンがあり、この圏域では東近江総合医療センター、近江八幡市立総合医療センターの2か所で開催している。
滋賀県がん患者サロン「むらさきの縁」
・7月定例会後の交流会 7月20日 午後6時30分(定例会後)~ 瀧川先生より
本日より申し込みを開始。豪華景品もあり、多数の方々の参加をお待ちしています。
・第34回糖尿病三方よし研究会 7月4日(木) 午後6時30分~よしぶえホール 瀧川先生より
・7月11日看取りの研修会:南出さんより
・きいとサロン&カフェ:南出さんより
○活動報告
・きいと 嘱託医の現場より きいと嘱託医:小串輝男さん
ACP(人生会議)の大切さ
いきなり浸透させようとしても無理、世代を超えて理解して頂きたい。
同意書は押し付けない。
食べられないから死ぬのではない。死に時が来たから食べられなくなる。
若い家族をたくさん呼ぼう
連携は学問ではない、実践である。(まさに三方よし研究会で取り組んでいること。)
・きいとサロン エロンゲーショントレーニングによる地域支援について
ここちの郷
作業療法士 小菅知子さん
フレイルや何らかの要因で専門職の関りが必要になることがある。
地域の中で予防ができないかと。専門職の視点を加えて活動を始めたのが、きいとサロン。五箇荘・能登川にお住いの方が対象で、エロンゲーショントレーニングや、体力測定、健康豆知識の提供などをしている。
(エロンゲーショントレーニングとは? ゴム製のバンド、ストッキングのような柔らかいゴムおを使用して健康づくりをサポートする体操。守山市では市をあげて、このトレーニングをされている。)
楽そうに見えるが、20分の散歩程度の効果がある。きいとサロンは健康面だけでなく、交流の場となっている。
今はリアビリの専門職が関わっているが、今後は地域の方々にリーダーとなって頂けるようにしたい。
○学習会
『自然災害、日頃から備えておくこと~個人として、職場で、専門職として』
防災危機管理課 西澤さん、中井さん
健康福祉政策課 西野さん
・東近江市では次の1~3の災害が想定されている。
1.風水害
2.土砂災害
3.地震災害
まずは、自分の活動圏域でどのような災害が想定されるのかを知ることが大切。
市のHPに防災マップを掲載しているので、要確認。(ハザードマップでは、100年に1度の大雨となっても、きいとは浸水しないとシミュレーションされている。)
・水害時に取るべく行動としては、むやみな移動はかえって危険、自宅の階数とハザードマップをの着色を確認して、避難が必要か判断する。
・土砂災害警戒情報
土砂災害は目で危険を察知できないので、危険を感じたらすぐに逃げることが大切。
土砂災害の前兆として、小石が落ちる、湧き水の量が増える、樹がザワザワ騒ぐ、山なりがする、池が濁るなどがある。
・地震災害
今後南海トラフが発生する可能が高くなっている。30年以内に70から80%
南海トラフが発生した際、きいとは震度6弱が予想される。
・要配慮者対策について
災害対策基本法の改正
災害時要援護者→要配慮者、避難行動要支援者
市が避難行動要支援者名簿を作成
名簿を支援者に提供して平常時から活用できる
・水防法・土砂災害防止法の改正(平成29年6月)
浸水想定区域や土砂災害警告医域内の要配慮者利用施設の管理者等は、避難確保計画の作成、市長への報告、避難訓練の実施を義務付けられた。
・地震DIG(個人演習)
阪神大震災級の地震発生時に何をするか書き出して検証を行った。
・まず間違いなく、すぐ、停電するので、テレビは約にたたない。
・固定していない家具は倒れる
・電話・携帯電話は繋がらない
・多分、ガスはすぐ止まる(これは良い話)
・深夜だと、眼鏡・コンタクトを使用している人は、まわりが良く見えない。(メガネなど揺れでどこかに行ってしまう。)
・外の様子を見ようと思っても、靴を履くまでは大仕事。(ガラスなどが散乱している為。)
※地震だ!火を消せは昔の教えで、今はマイコンメーターの普及により地震時に消えるので、今は、地震だ!身を守れ、となっている。
※深夜での発生にも備えて、枕元には懐中電灯、スリッパ、電池式ラジオを置くなど日頃からの備えと、隣近所での助け合いを意識していくことが大切!
三方よしメーリングリストの紹介 花戸先生より
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