三方よしカレンダー

2020年3月1日日曜日

第147回三方よし研究会 私から届けたい一言メッセージのご報告。


147回三方よし研究会 「私から届けたい一言メッセージ」を頂きましたので、ご報告いたします。(令和2220

・「もう少し聞いてみたい点」  いろいろな状況での意思決定支援の現実  フレイルの回復と予防                

・本人の意思を大切にと言いながらも病院では本人にとって最もよくない状況の中で(一時的に認知症が悪化してたり)退院後のことを考えることになるのでなかなか家族も引き腰になってしまって、本人さんに最もよい結論を出せていないのかなと感じていました。
 患者さん本人を支える家族や地域の力を引き出せるように、家族に「なんとかできそう」と思ってもらえるような働きかけもしていきたいと感じました。行政が柔軟に対応していくのは難しそうですが少しずつ変わっていくといいなと思います。とても有意義な会でした。ありがとうございました。

・認知症の祖母がいていろいろな言動に家族が悩まされました。もう少し早く聞いていれば、寄り添えたかと思います。

・村上先生のご講演とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

・認知症に人となり寄り添う、とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

・多職種で討論できるこの時間は有意義で大変勉強になります。今後もこの会が続いてくれることを望みます。

・グループワークの中でケアマネは本人の代弁者だと思って働かれているという話が印象的でした。多職種で話す機会はないのでいい勉強になりました。   

・がん患者連絡協議会から参加いただいた方から患者さんのお声を聞かせていただき大変参考になりました。

2020年2月25日火曜日

~NPO三方よし研究会 市民公開講座 映画ピア上映会 延期のお知らせ~




新型コロナウイルスの影響により、令和2229日(土)八日市文化芸術会館で開催予定だった「市民公開講座 映画ピア上映会」を延期することになりました。

皆さまにはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようにお願い申し上げます。



今後、延期に向けて日程の調整などしてまいります。詳細が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。



今後とも三方よし研究会の活動にご支援賜りますよう、よろしくお願いたします。


2020年2月20日木曜日

第147回三方よし研究会のご報告。


147回 三方よし研究会が開催されましたので、ご報告いたします。



日時:令和2年2月20日(木) 18:3020:30

会場:近江八幡市立総合医療センターよしぶえホール

(当番:ヴォーリズ記念病院 )



【ゴール】

・認知症に関して取り組みを学び、各地域での課題を考える。

・各地域での情報共有を行い、各々の地域で活かす。




【情報提供】

・三方よし研究会 市民公開講座 映画「ピア」上映会 
  八日市文化芸術会館 229() 1330分~


・「湖東歯科医師会 第8回 在宅歯科医療研修会超高齢社会における認知症対策」
    31日(土)1300分~1600


・東近江圏域介護職員初任者研修の報告




【理事長挨拶】

・ヴォーリズ記念病院 三ッ浪健一 理事長挨拶

  本日は認知症の“ひと”理解をテーマにしています。有意義な研修となりますようにどうぞ、よろしくお願いいたします。




30分学習会】

『認知症の”ひと”の理解』

 〜気持ちに寄り添ったかかわりへ〜

 介護老人保健施設 ヴォーリズ老健センター 支援相談員  村上温子様


 

 ・大脳の働き:私たちの生活では記憶が重要な役割をしている。

 ・昔 痴呆:なにも分からなくなった人→だから問題行動を起こすんだ。

 ・今 認知症:わかることもたくさんある人→だから行動・心理症状を起こしてしまう。



 ・トレイの場所を間違えてしまう→ゴミ箱を間違って、トイレだと思い、ズボンをきとんと下げて、排せつすることがある。(便器の形を忘れてしまっただけ。)

 ※本人は決して「間違ってしよう」とか「誰かを困らせてやろう」なんて、思ってやっているのではないのです。

 ・「わからなくなった」わけでなく、「わかりにくくなった」だけ。しようと一生懸命考え、自分なりに正しいと思うことをしているだけ。



 ・曜日や日にちがわからなくなると、いったいどれくらい不安になるのか?→仕事をしている、していないに関係なく、日にち曜日が分からないとモヤモヤする。→仕事や目の前のことが手につかなくなる。



 ・「子どもにご飯を作らないといけないから帰ります」という言葉って!?→私たちも家族を引き合いに出して用事を断ることがある。→円満な人間関係が築かれている。(帰りに食事に誘われて、大河ドラマを見たいからと断るのではなく、子供を駅前で迎えに行かないからと断わることがある。)

※これは認知症の方も同じ。最初は帰りますから始まり、引き留めると「子供にご飯を・・・」と続く。これは、みんな一緒、円満な人間関係を築こうとされている。



・認知症の初期の状態では、覚えらないだけで何度も質問を繰り返す。周囲は大変であるが、丁寧に説明を繰り返せば、認知症の進行を緩やかにして、重度にならずに寿命を全うできることもある。



・認知症の方は、「今、この時を生きることに専念している」クリスティン・ブライデン

 ↓

・利用者さんの“今”をベストな状態に。その為の多職種連携!



【グループワーク】

 テーマ『認知症患者を支える取り組みを考える』

 〇各職種での関わり方、どのようなポイントで有効なアプローチを行っているのかを共有する。

 〇本人の意志決定を支えるために、地域でどのような取り組みができるのか考える。

 〇学習会を通じての感想、学びを共有する。




【発表】

Aグループ:小串先生の仰った、大問題は大事な問題だと言われたことがグループワークの中で心に残りました。このグループではケアマネからは環境を整えること、看護師からは服薬管理が大切との意見も頂きました。個々にあったケアが必要。意思決定については、本人の意思を推定するように、家族が望むような最終章を迎えられるように支援していきたい。



Bグループ: 栄養士からは認知症になられても食事の記憶は残っているので、工夫したい。介護の方からは認知症の方が特別ではない、尊敬の念を持ちたい。ケアマネは本人の代弁者との意識をもっている。様々な職種の中で、少しでも早く本人と話せる関係を作って、地域でケアできる環境を作れると良い。当社はアリセプトを販売しているが、薬だけでは駄目で地域力が大切だと感じています。



Cグループ:入院中は認知症状が悪化しやすいので、本人が何を思って活動しているのか?を推測し、安心して活動できる環境を作るようにしたい。退院後は誰が介助するのか、地域の理解はあるのか?など地域性も把握していきたい。行政などから認知症に関する正しい知識を地域に発信して頂けるようにしたい。本人様も含めて家族が安心してケアできる環境作りが大切。



Dグループ:ケアマネがケアする人を支える視点になっていたので、その人にフォーカスする視点を持つためにも認知症理解を深めたい。その人にあった環境を作ることが大切。

地域での取り組みは、地域性があるので、地域と施設が協力して徘徊保護訓練などしている地域もあるが、まだまだ古い地域では家族が見て当たり前との認識もあり、簡単にできることから取り組み、認知症理解を深めていきたい。又その人が大事にされていることを、知っていきたい。村上先生のお話は、誰が聞いても分かり易いので地域でもこのようなお話をして頂きたい。



Eグループ:話の中で、認知症と向き合う大切が述べられていた。普段関わりにない人もいるので、分かり易く説明して頂けて良かった。問題を捉えるのも、その人の生き方を知り、行動への理解を深めることが大切。日々のケアでは患者さんだけでなく、家族さんも支える視点が大切。そのようなことも学んでいきたい。又予防についても、どのようなことができるのか知っていきたい。地域の中では公民館で予防に向けた取り組みをされているので、祖専門職も地域の取り組みを知り、紹介できるようにしたい。



Fグループ:感想として、人となりに寄り添うことの大切さを知ることができた。まずはその人を知ることから入りたい。ケアにおいては正しく情報を発信して患者さん、家族さんとゴールを決めていきたい。又認知症の方に役割を持って頂けるようにしたい。

今後、キャラバンメイトさんより、子どもたちから認知症理解を深めるような取り組みができると良い。又加賀の方で取り組まれている仕組みとして、自分史を作り配布するような取り組みがある。その人を知った上での寄り添うケアに繋がっているので、何ができるか検討していきたい。



Gグループ:医者が何ができるか・・・、何もできない。医者は認知症の方から相談を受け、なんとか治そうと取り組むが、暴言を吐く人にリスパドールを処方したら歩けなくなったなど、本人さんの為に繋がらないこともある。何ができるかと言うと、環境を変えることが大切。徘徊しても大丈夫な地域や病院を作ることも考えたい。言葉言うのは簡単だけど実施するのは大変。近江八幡市では認知症があっても生き生きと生活できる地域を目指している。本日、GWに参加された行政の方が決意を新たにされたとの発言もあり、多職種で取り組んでいきたい。







【コメント】

 ・滋賀八幡病院     認知症看護認定看護師     下舞 真由美  様 


本日は学習やGWに参加させて頂き、多くの学びを頂き、今後の支援に役立てていきたいと思います。今、共生、予防の視点で取り組みが始まっている。認知症の方は記憶が失われているが、寄り添うケアをすることで良い方向に向くことがあります。

看護師は安全の観点からも○○しないでください等の助言をして不快にしてしまうことがある。○○ありがとうございます、など出来ることに着目して取り組んでいきたい。

当院では、その人らしい生活が送れるように支援を行っています。当院での取り組みなど興味のある方は見学等もできますので、ご連絡ください。



 ・近江八幡市長寿福祉課 社会福祉士          川﨑 千琴   様 


本日のGWでは多数の意見を頂き、多職種で様々なことを考えて頂いていることに心強く感じました。

近江八幡市は82,070人の人口の内、2025年には4,050人が認知症になることが見込まれています。近江八幡市では警察と市で協定を結んでいて、徘徊者の情報連携などを行っている。徘徊者の保護については、昨年度は約50件が今年度はすでに90名を超えており、年々所増加している。虐待を受けられて高齢者の方の8割が認知症であり、適切なケアができていないと思われる。本日、資料を配布した「認知症サポートガイド」は認知症の状態に応じて今何ができるかを知って頂くことを主な目的とした冊子です。広く市民の方に認知症のことを知って頂きたいと思います。又近江八幡市では、オレンジサポーターにも啓発を行っている。

市民さんに認知症を知って頂くことにより早期に相談に乗れるような体制を目指しています。



【連絡事項】
 ・三方よしメーリングリストの紹介
 

・三方よしポストの紹介

・第148回 三方よし研究会 令和2年3月20日(金)10:00~16:00

○当番・会場 三方よし実行委員会・東近江総合医療センター

(排泄ケアに関する専門職研修)

 ・第149回 三方よし研究会 令和2年4月16日(木)18:30~20:30

   ○当番 近江温泉病院 ・ 会場 近江温泉病院(専門職大学の見学も!)

2020年1月17日金曜日

第146回三方よし研究会のご報告


146回三方よし研究会が開催されましたので、ここに報告いたします。

日時:令和2116日(木)18:3020:30
会場:東近江総合医療センターきらめきホール
当番:東近江総合医療センター

今回のゴール:
・人工膵臓療法について知ろう
・患者の思いに沿った在宅支援を考えよう
・各職種が顔の見える関係を作ることができる

【情報提供】
市民公開講座のお知らせ
令和2年2月29日(土)13:30〜映画「ピア」上映(小梶さんより)
皆さんのお手元に15部ありますので、ふるってご参加とご紹介ください。



排泄ケア研修会のお知らせ
令和2320日(祝)10:00〜(花戸先生より)
有名な先生ですし、保育士さんなどいろんな方に参加して頂ける会ですのでぜひご参加ください。



(司会)
今日の司会は、東近江総合医療センターの地域医療連携室の八島さんです。

(院長挨拶)
東近江総合医療センター 井上修平院長より
「今日議題で上がっている人工膵臓両方を行っているのは、滋賀県ではうちだけですし、何しろ保険がこれまで通らなかったこともあって、話を聴いて頂けるのは貴重な機会だと思います。2025年問題も目前、三方よし研究会のような多職種連携の場はなかなかないので、今日もしっかり勉強していって下さい」との挨拶でした。


30分学習会】
『人工膵臓療法について』
東近江総合医療センター 赤堀浩也医長より



・人工膵臓機の変遷
・人工膵臓とは 血糖管理を安全・確実に行う装置
・従来法では厳密な血糖管理に伴う低血糖発作の危険性、血糖変動の制御が困難
・人工膵臓による血糖管理の利点
・保険適応される場合 ①人工膵臓検査と②人工膵臓療法(2016〜!)に関して
・術後回復強化プログラム(ERAS)によって多職種で管理していく
・ERASを促進するために解決すべき課題がある..栄養管理と血糖管理
・血糖管理に関して、メカニズムはまだ解明されていない
・人工膵臓療法による血統管理のメリット 厳格な血糖管理、看護師の労働負担軽減、入院期間の短縮等々がある。しかしやはりデメリットも。それはコストとメンテナンス。
・人工膵臓の臨床への応用への経緯
・私の場合、たまたま人工膵臓装置を使う経緯に恵まれた。しかし保険適用される前だったため、臨床研究という形で手術周術期に使用することに。
・研究のため、仮説「厳格な血糖管理が抗炎症作用を及ぼす機序」「術後に感染性合併症が起こる機序」を立てて検証していった。
・結果 発生率、インスリン投与量、術後在院日数において、また炎症関連因子の比較調査においても有意差がみられた。
・結論 「人工膵臓療法は、周術期において変動の少ない血糖管理が可能で、術後感染性合併症の発生を抑制する」
・当院での臨床応用の紹介 院内環境整備(装置説明会や院内説明会)等
・症例数は60例以上
・今後の展望 救急集中治療における血糖管理に人工膵臓療法を臨床応用すること
・手術成績向上には 術中出血量の減少、臓器機能の温存、感染症の抑制


【症例報告】
『肺がん・がん性髄膜症患者への在宅支援』
東近江総合医療センター 地域連携室 長岡師長
85歳男性の症例。

【グループワーク】
テーマ『患者の思いに沿った在宅支援』
患者の思いに沿った在宅支援をすすめるためにどうすべきか
85歳男性の症例。


【発表】
 Aグループ
・在宅でみていくには多職種連携が重要だが、スピード感も大事。ケアマネ、訪問看護、またかかりつけの先生へもキチンと伝えていかないと、何かあった際の対応で困るだろう。
・物品の貸し出しや管理も、危険性含め話を詰めておくことが必要。
・家に帰った際、救急対応の話し合いも大事(ドレーンが入っているのに行きつけの病院でなく全く知らない病院に行ってしまうなど可能性もあるので)
・家族の不安を訪問看護で対応してもらえるような配慮も必要。


Bグループ
・在宅でみていくには、やはり家族の力が不可欠。そしてその家族の揺れ動く心に寄り添うことがポイントだと思う。
・すぐ病院に戻れることも伝えてあげることも大事。
・家族の思いを受け止める、言いたいことを言える環境が大事。アンケートで工夫されている施設もある。
・家族が安心して在宅でやっていくためには、地域で成功体験の症例を積み重ねていくことも大事ではないか。よく聞かれるのは「他の家族さんはどうされていますか?」の言葉。財産とも言える体験の蓄積をもっと積み重ねていけるシステム作りがほしい。


Cグループ
・こちらのグループは見事にバラバラな職種が集まった。薬局、歯科衛生士、ケアマネジャー、行政、施設、癌患者として。
・記憶に残っているのは、「健康は口から老いていく」ということ。
・意思決定支援について話が盛り上がった。癌患者へのアンケートも今年はしている。
・専門的医療者とど素人の患者とで大きなギャップがあるということをお互いに認識しなければならない。患者側は先生側の説明を全部は理解できないと言っていい。
・要は意思決定支援とは、患者側が、医療者側の意見を逐次確認していけるということが大事。医療側だけでなく、患者側も意識して「聞ける」姿勢も持っていかなければならない。


Dグループ
・患者さん自身の思いをもっと聞いていくことが大事。
・情報はしっかりと提供していかなければならいない。
・経過観察をしているが、では癌ではどうしたら良いのか、なかなか難しい。
・本人と家族の意見が必ずしも同じではないところに、支援者として寄り添っていくことの難しさがある。



【コメント】
永源寺診療所 花戸医師より

・この患者さんは、入院前はかかりつけの先生にかかっていたんですよね。「本人」の言葉がここしか出ててこない。家族はここで揺れ動くが、もっと前から揺れ動かなかったのか。ここまで半年の期間がある。もっと早くに本人の思いを家族皆で話し合うことができたのではないか。
・専門病院の主治医が話し合うのは難しいのかもしれないが、開業医の先生なら話し合っていくことはできるのではないか。
 ・また本人が自宅に「帰れない」理由とは?ドレナージで近隣の開業医に見てもらえるのかの不安?たぶん「できない」理由を言い出せばキリがない。私は基本「家があれば帰れる」と思っている。
・東近江医師会としても、開業医の意向確認、そして家族との話し合いができるような仕掛けを提示している(要介護認定調査時の問診票)。
・カンファレンスするときに在宅チームは?外泊のときなど。外泊時も訪問看護1~2回は使えることなど、必要な情報は提供できる。家族も不安になりやすい、この死の間近の状況では月単位、週単位で状態も変わっていくので、かかりつけ医も「いつ帰ってきてもいいよ」というくらいしかできないだろう。やはり専門医とかかりつけ医を持つのがいいのではないだろうか。そして専門医が2ヶ月3ヶ月で意向をきくのはやはり短すぎますよね。そこはかかりつけ医であったりするかな?と思います。



長岡さん
皆さんの貴重な意見を参考に、これからも入院前から退院支援を心掛けていきたい。


【連絡事項】
・次回:第147回 三方よし研究会 令和2年2月20日(木)18:30~20:30
(会場:近江八幡市立総合医療センター 当番:ヴォーリズ記念病院 テーマ:認知症について)


・222日(土)ひまわり館にて
「商助でつながるお互い様のまちづくりシンポジウム2020





・新しく来られた方の紹介



・三方よしメーリングリスト、三方よし研究会会員の紹介



今回も人工膵臓療法に在宅復帰の課題ワーク等々、多くの学びがありました。
次回も多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
ここまで読んで頂きありがとうございました。


2020年1月4日土曜日

私から届けたい一言メッセージのご報告


私から届けたい一言メッセージを頂きましたので、ご報告いたします。

~第145回三方よし研究会 令和元年1221



・堀田先生の喪失感納得できました。

 九里さんむらさき頑張ってください。



・認知症と診断されたら本人よりも家族の方が落胆され、何もさせたくない・何もできない・どうしたらよいのかと悩んでおられることが多いように思う。説明されても半信半疑でただただ不安がっておられる、もっとこのような取り組みが紹介されるとよいと思った。

 高野の取り組みは楽しそうでもっと聞きたかった。



・中野地区社協の事務局もさせて頂いており福祉の方からの興味で参加しました。たくさんのヒントをもらえました。もやもやしてきました。         



・堀田先生のお話を聞き、とても興味を持ちました。大阪市内でも認知症の方の取り組みをしていますがまだまだです。できることからやってみます。     



・初めて参加しました。色んな方の話を聞けて良かったです。

 「ムラサキ」栽培の後日話を聞いてみたいです。            



・認知症や障害の人でも働いて仕事ができる、それをどのように作り出し、支援していくのか今の課題の一つ。参考になりました。            



・来てよかったです。得たもの多くありました。差異の心(健者の病める者への)(若者の老いる者への)が認知症者・障害者を孤立させていく過剰なサービス利用につながると感じました。

2019年12月22日日曜日

第145回三方よし研究会のご報告


第145回三方よし研究会が開催されましたので、ご報告いたします。



日時:1221日(土)16001800

会場:近江八幡市立総合医療センター  よしぶえホール





○情報提供

 ・市民公開講座 令和2229日(土)八日市文化芸術会館

 ・市民公開講座のプログラムスポンサー募集

 ・三方よし研究会排泄ケア研修会 令和2320日 東近江総合医療センター




○認知症と共によりよく生きる~未来に向けて~

 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 堀田聰子先生


DAYS BLG!(デイサービス)の紹介。

一般企業と協働しながら、ホンダ販売店での洗車、ジャガイモの芽とりなどの仕事をしている。

・利用者と呼ばずにメンバーと呼んでいる。

 ・認知症になっても働きたい、地域で役立ちたいを実現する取り組みを行っている。

 ・DM便の配達をヤマトと介護保険事業所で契約を結び、若年性認知症の人が配達を行っている。1通当たりの料金が決まっているので、無理なく、時には仲間と協力して取り組むことができる。

 ・企業と協働するにあたり拘っていることは、企業のユニフォームを着用すること。ホンダもヤマトもユニフォームを着用している。

・認知症の人と介護者が出会うときは病気が進行して、関係性を気付くのが難しい時がある。共に働く関係が、関係作りのヒント。

・おたがいさんのデイサービスでは掃除もメンバーが行っている。通常のデイサービスでは送迎後に職員が行っており、メンバーのできることを奪っていないだろうか?

  ・認知症未来共創ハブについて

   ・「認知症とともによりよく生きる未来をつくる」ことを目指して「認知症未来共創ハブ」を201810月に設立した。

   ・自身がALS等のケアを行う中で、本当にその人のことを考えてケアができていたかと振り返ったことも、設立した理由の一つ。

   ・認知症の人へのインタビュー(100人)を中心に始め、本人の生活課題やそれを乗り越えてきた工夫、思いなどを聞き取り、背景にある認知機能の障害なども整理、それに基づいて商品、サービス開発、まちづくり、政策提言などに繋げることを目指している。

   ・100人へのインタビューを経て、困りごとを11の生活領域での189の生活課題に分類し、課題を解決し、喜びに向かうためには、何ができるのだろうか?を多職種で検討している。

  ・認知症ともに生きる希望宣言

    (日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)は、2018111日、厚生労働省内で記者会見を行い「認知症とともに生きる希望宣言」を表明されている。)

    1. 自分自身がとらわれている常識の殻を破り、前を向いて生きていきます。

2. 自分の力を活かして、大切にしたい暮らしを続け、社会の一員として、楽しみながらチャレンジしていきます。

3. 私たち本人同士が、出会い、つながり、生きる力をわき立たせ、元気に暮らしていきます。

4. 自分の思いや希望を伝えながら、味方になってくれる人たちを、身近なまちで見つけ、一緒に歩んでいきます。

5. 認知症とともに生きている体験や工夫を活かし、暮らしやすいわがまちを、一緒につくっていきます。

上記の内、特に5.の実現にむけて、認知症未来共創ハブでは、取り組みを行っている。

  ・認知症解放宣言!


  ・Compassionate Community思いやりに満ちた 困難をともにする 苦しみを分かち合うまち(仮)について

    生老病死に関わる問題を地域住民の手に取り戻したい。

     ・中心的な概念の中に、「喪失」がある。喪失の体験だけは、どのような環境であっても一人称であり、「思いやりに満ちた 困難をともにする 苦しみを分かち合うまち」の手がかりになるのではと考えている。



  ・質疑応答


Q:認知症という病気があるのか考えてしまった?

A:認知症は社会が作りだしている可能性がある。




Q:金銭欲はどうですか?

A:高齢者の方にはお金はいいからと言われる方もいますが、お金を頂くと元気なお顔に変わるんだと感じている。ある町で道の駅を作ったら、地域住民さんが野菜を持ち寄られた結果、地域の診療所がガラガラになったというエピソードもある。



Q: Compassionate Communityの概念では、喪失の評価軸のようなものがあるのか?

A:評価軸まではないが、この考えを頭に置いて、ウェルビーイングを進めていければと考えている。



○大阪のヒョウ柄三人娘からのエール!






○活動報告

・五個荘地区の認知症捜索模擬訓練について:小串先生



  ・五個荘を3地区に分けて実施している。(3年に1回なので、疲れず丁度良い。)

  ・今年で11回目となる。

  ・捜索訓練には、発信機とスマートフォンも活用している。(アプリ:みつけてnetを使用して位置情報の提供を捜索者に行っている。)

  ・平成27年度はドローンを使用しての捜索も行っている。

  ・地域の中での顔と顔を見える関係を大切にして活動を広げていきたい。



・高次脳機能障害患者の就労支援について
       :滋賀県高次脳機能障害支援センター田邊陽子様


  ・正しい診断を受けるために

  ・滋賀県においては、平成186月にむれやま荘が設立されている。

  ・推計では年間に330人が発症している。

  ・症例紹介:50代男性の短期記憶障害のある方の復職支援ついて
                       (復職できた症例)

    ・福祉就労:作業所で作業を行った対価の報酬を頂かれる。

  ・症例紹介:40代男性の短期記憶障害のある方の復職支援について
                       (復職できた症例)

    ・帰りのバスが分からないなど不安もあったが、TEKITOの支援も得て、現在も就労を継続できている。

  ・東近江圏域高次脳機能障害者従事者研修会を開始しており、多団体、多職種との連携を築いていきたい。



・永源寺地区の地域での場づくりについて:おいでぇな高野 九里重義様


  ・永源寺地区には、地域まるごとケアを目指している、チーム永源寺がある。

  ・だが、チーム永源寺だけに任せず、高野の中でも助けたい活動を行っていきたい。

  ・仲間は、前向きに活動して、特技を持っている、夫婦で取り組めそうな人に声をかけている。

  ・運営資金は、東近江市の補助金も活用している。

  ・具体的には次の活動を行っている。

    ・ふれあい体育事業(グランドゴルフ)

    ・安心福祉事業(カラオケ、ポールウォーキング、足踏みラダー)

    ・伝統継承事業(高野の歴史学習会、ムラサキ栽培プロジェクト)

    

    ・歌声喫茶では休憩時間に、笑いヨガ、ボケない上歌・・なども行っている。

    ・高野四国八十八か所めぐり。→荒れていたので、再整備して60分のウォーキングできるようにしている。

    ・永源寺直伝精進料理の2日間の料理教室もしている。

    ・ムラサキの栽培プロジェクト:ムラサキは東近江市の花でもあり、このプロジェクトを地域の活動を資金にあてたい。

    ・更に多くの町民が共に楽しめる活動にしたい。(ムラサキ栽培の課題は、連作が5年間できないこと。)



Q:ムラサキは幾らくらい?

A:輸入院は100グラム500円だが、国産品は品が無く高値で買い取って頂ける。



q:連作ができる場所は見つかるか?

a:永源寺には使われていない、畑や荒れ地が沢山ある。





○初参加の方の紹介



○次回のご案内

146回三方よし研究会 令和2116日(木)18:30

当番・会場:東近江総合医療センター




○メーリングリストについて



○実行委員会から

・感想等は、一言メッセージに記入してください。


・是非ML会員にもなってください。

2019年12月2日月曜日

第144回三方よし研究会 私から届けたい一言メッセージのご報告


私から届けたい一言メッセージ
~第144回三方よし研究会 令和元年1121

・訪問看護に興味がありましたが、病院と在宅とでは考える視点がこれだけ違うことがあるのかと思い、すごく心に残りました。病院で当然のようにNsがしているケアが、場所が違うとNsがするものではなくなるので...私たち看護師は何をしたらいいのだろうと考えました。ありがとうございました。
 自己紹介で喋ってしまってすみません(笑)

・栄養について改めて重要性を感じました。生命のエネルギーについて考えさせられました。

・食事をスムーズに召し上がって頂くという事はリハビリ職として最善の結果を提供するうえで避けて通れないことであるため今回の参加に至りました。他施設の方の意見が聞くことができ参考になりました。 
 高齢で食べられない方にどのようにアプローチするかについて今後もテーマにし続けていきたいと思いました。

・NSTの方は使命感持って患者さん一人ひとりを支えておられることに敬意を表します。

・栄養管理と臨床倫理が結びついていることを改めて再考させられました。
今回栄養について焦点を当てて頂いたことありがたいです!!



たくさんのメッセージ、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。