三方よしカレンダー

2023年2月17日金曜日

第182回三方よし研究会のご報告

 第182回三方よし研究会を開催しましたので、報告いたします。

◇日時:令和5年2月16日(木)18:30~20:30                            
会場:ZOOMによるWebで開催
(当番:びわこリハビリテーション専門職大学)


ゴール                                   

 フレイル予防について理解する。         
 フレイル予防の方法について検討する。
○ 嗅覚からのアプローチについて知ってもらう。 

【情報提供】
 ・NPO三方よし研究会 市民公開講座オンライン上映会について
               「僕とケアニンとおばあちゃん」"    
楠神:今年も市民公開講座として、無料のオンライン上映会を開催します。開催日は3/43/10までの1週間、パソコン、スマートフォンから好きな時間に視聴できます。ぜひ皆さんもご参加ください。またMLPDFをお渡ししますので、地域の方々などにもSNS等でご案内してください。


 【挨拶】進行:岩崎康司
・学長挨拶

  びわこリハビリテーション専門職大学の今後について 学長 山川 正信


皆さん、こんばんは。本学もこの4月で4年生を迎えることになります。開学以降コロナもありいろいろな経験をしました、そのような中、地域の住民を対象にした活動、たとえば東近江市のでいきいき教室の応援などに取り組んでいます。学生も参加させて頂き、よい刺激を受けています。今後も地域の人たちに活用して頂ける大学を目指していきますので、よろしくお願いたします。
本日は、山内先生からフレイル予防への取り組みについて、外池先生より嗅覚とフレイル予防についてお話をさせて頂きますんで、質問などもぜひして頂ければと思います。

 【取組の紹介】  
 ・テーマ「フレイル予防への取り組み」・・・・ 理学療法学科 学科長 山内正雄


今日は寒い中ありがとうございます

それではフレイル予防の取り組みについて、お話をさせて頂きます。
サブタイトルとしましては、頭と身体のリフレッシュとさせて頂いています。この取り組み体制ですが、びわこリハビリテーション専門職大学 理学両方学科並びに作業療法士学科と東近江市長寿福祉課が連携しています。
基本的に講座の運営と講義はびわこリハビリテーション専門職大学が、体操・体力測定は学生が中心に、また助言指導を東近江市の長寿福祉課さんに頂いて2年間取り組んできました。加齢に伴う変化・背景としては、次のスライドの通りです。

フレイルの評価基準は、次のスライドの通りです。

フレイルは身体面だけではない!

 


活動内容
能登川コミュニティセンターにて、67月に運動・生活と認知証について、910月にフレイル予防について講義、その後に体操プロジェクトとして理学療法学科よりびわこいきいき体操を、作業療法学科よりびわこ脳トレ体操を行いました。
びわこいきいき体操は筋力向上に繋がるような体操、びわこ脳トレ体操は認知症予防の為の体操です。
写真は体操の様子や、学生が血圧を測っているところです。


30分位の時間で15種類程度の体操をしています。

アンケート調査を実施しました。結果は次の通りです。



本会に参加したことによる生活の変化は次の通りです。 

今後の課題ですけれども、今回の成果は能登川のみであったんですけど、比較的良好な結果でありました。ただ実施機関の回答にはややが不十分かなと、もう少し長いスパンでやった方が良かったかなと思う。一方八日市においては昨年度から新たな講義・テーマを準備して課題提起から発案・作成した「自分で行える体操」ですよね、指導者がいなくてもなんとかできる体操、これのための動画を作成してプログラムを提供してきました。こういった誰かがやらないとできないとなるとちょっと大変ですので、 YouTube じゃないですけども動画をちょっと見ていただいてできるようになるように提供してまいりました。したがって今後は一人で体操を行うことができない難しい方のために東近江市と連携をとって、必要に応じてブレイル予防体操とか、いわゆる体力それから認知症予防といった体操をするために地域と連携していきたいと考えております。ご清聴ありがとうございました

  

【学習会】
・テーマ「嗅覚とフレイル予防」 ・・・・ 作業療法学科 教授 外池光雄

 


皆さん寒い中お集りいただきましてありがとうございます。先程ご紹介頂きました、びわこリハビリテーション専門職大学 作業療法学科の外池光雄と申します。
私は滋賀県の日野町の出身でございまして、今勤務しておりますけれども長年嗅覚の研究をやっておりまして、今日このような歴史ある三方よし研究会にお招きいただきましたこと、非常に光栄に思います。どうかよろしくお願いします。
それでは早速ですがお話をさせていただきたいと思います。まずはのフレイルということは先ほどあの山内先生からもお話でございましたが、一般的には高齢者になりますと、私でもそうなんですが健康と身体の機能が急速に衰えるというのが一般的でございます。そういう場合には身体的あるいは精神的あるいは社会的ということも先生がおっしゃいました。という中で非常に脆弱な問題、体がそういう体質になる機能的なものが低下していくというのは一般的です。虚弱体質と言われていたと思いますが、最近はフレイルという言葉がよく言われておりまして。そういう言葉を最近耳にするようになりました。そこで高齢者の特質としましては、非常に極度の高温だとか低温、最近の寒い気温だとか、少し病気を持っているとか、家でこの時期に合わせるとか色々あるわけです。薬の変更などによって少し体の体質が悪くなったとかですねそういういろんなストレスによりました、体が弱るというようなことがございます。フレイルの原因としましては、今三つぐらい一般的に言われているわけですが、ちょっと専門用語になるんですけどあのサルコペニアっていう言葉をお聞きなったことがあるかと思いますが、これはあの加齢によりまして筋肉量が減少した、筋力体の機能が低下するようなことをさせてるようでございます。それと二つ目にあの骨粗鬆症これはもう皆様ご存知のように骨の量骨量が減少しまして、一般的にかなり骨が軽くなり、こけたりしますと骨折しやすくなる問題ございます。それからもう一般的に筋力の低下これもあり高齢になりますと運動不足になったり、あるいは栄養不足になったり、病気あるいは糖尿病などの方もおられますので、こういった三つの大きな原因があると言われております。
山内先生が論文に色んな事を書かれておりまして、高齢化によって生理的な問題、あるは体の倦怠的な機能の問題、そういうことが起こりまして生活機能の障害であると要介護状態ということも起こりますし、それから筋力の低下によっても俊敏性が失われてどうしても転倒しやすくなる。特に家庭内の事故っていうのは非常に多いようでして、ちょっと所につまづいて怪我した時に骨が折れたとか、そういう話はよく聞く話でございますので、そういう身体的な問題が非常に大きい。ところがそれだけではございませんで先ほどもお話しありましたように認知機能的な症例ですね。これも少し気が晴れないとかいろんな精神的心理的問題もございます。核家族が増加しておりますので夜に一人で住んでいる、あるいは経済的な方で生活困難であるので、どうしてもそういう社会的な問題もございます。したがってフレイルにはあの大きく分けて身体的なフレイルと認知心理学的な心理的なフレイル、社会的なフレイルの三つ大きく言われているので、フレイルの診断基準につきましたは、もうちょっと専門的なことでございますけども、5ぐらいあげられておりまして体重の減少、疲労どうしても疲れが残る。活動量の低下これは全般的に活動量が減ったから、緩慢の差、動きが鈍くなったですね。筋力の低下、こういうようなことは言われている5つぐらいございますので、その中の3項目以上該当するとフレイルではないかとに診断するような基準も言われております。

日本の介護支援事業の生活関連機能評価は次の通りです。


 山内先生に教えていただいた、フレイルサイクルが次の図になります。

 


フレイルサイクルを断ち切ることが重要です。


嗅覚・味覚障害の予防と理療が重要!!


もう一つのテーマなんですがあの嗅覚、味覚障害の予防と治療が重要ではないかということをちょっとお話をさせていただきたいと思っております。フレイルとこの嗅覚障害につきましては研究がもうすでに行われておりまして、匂いを感じる細胞は鼻の奥にございますが、これは実は脳の神経細胞が進化しましですね、嗅覚器になったものであると言われておりまして、脳の出先になっているんですね、だから風邪で敏感に感じる、この体の予防は分かるんだけど、二つ目なんですけれども臭いの細胞は約一か月で生まれ変わってると言われております。

 嗅覚の話をこれからします。少し難しい話も入ってくるかと思いますが、我慢していただきたいと思います。

 

この図は鼻の奥が左側でございます。これは嗅細胞で、そこから神経が伸びていきまして、脳の中に入ってる。匂いを嗅いだらこの臭いの情報がその嗅細胞を通して送られていきます。この最初に到達してる場所が嗅球(きゅうきゅう)、右側に書いておりますがこういう丸いボールのようなところに糸球体ってありまして難しい言葉ですが、小さな丸がございますが、そこに神経が入ってるわけでございます。そこに図では赤いこの徳利型の嗅細胞では一つの所に入っている黄色い別の匂いの細胞が書いていましすが、それは別の所の小さな丸の方に入っているのですね。情報が入っていってるということも分かってきました。このようなことが研究の結果分かった訳ですが、このように考えてきますね、花のところで捕らえられた臭いの情報が別々の場所にですね、こういう糸球体って言う所に入ってるわけで、これは何個ぐらいの場所にどれくらいの情報が入っているのかという研究がありまして、もう何年か前ですね10年ほど前にノーベル医学賞を取れましたアメリカの学者がおられました。だいたい動物で1000種類ぐらい、人間ですと大体300400かちょっとその動物より少ない理由ですがぐらいの種類をここで識別しているので、遺伝子と言いますか最近に遺伝子の工学の研究が非常に進んでおりまして、臭いの遺伝子が400個ぐらいのものを識別してることが言われているところでございます。

 この次の図ですが、これは猿の脳ですね。模式的に書いたものでございます。


人間でございませんがお猿さんとしてするのもなんですがで、今一番下のところに嗅上皮って書いてあります。鼻の絵が書いてありませんけど、ここから神経が上に上がっているという図でございます。ですがの嗅球を先ほどお話しました場所に脳の中に入っていくわけですので、そこから今この図で黒い実線と点線が入っていく訳ですが、こういう鼻の匂いの情報が頭の中を経由してずっと最後どこへ行ってるかっていう図ございました。生理学の有名な先生なんですが2つの神経の経路があるようなことを言われてました。ひとつ視床下部をと通って到達する。別の場所を通って最後の前頭葉に入っている。皆さんの額の裏側ぐらいです。そこは専門用語で眼窩やと呼んでいる目のくぼみの場所、眼窩って難しい目がくぼんだ、目の窪んでる裏側はないかと思いますが、ここにあるけど動物実験で分かったということでございます。

 今日は脳の関係の話をさせていただくので、このブロードマンの脳地図になります。


こういう場所でその我々が意識できないような処理が脳がやっているというのをご理解いただけたらと思います。

 人間の脳は実は三層構造になっています。

 


 この黒いところですね、これは爬虫類の脳になっています、真ん中のところが爬虫類、それから中間のところが旧哺乳類、外型が新哺乳類の脳となっています。このような三層構造になってるんだということを言っている人もいます。プルースト効果っていうのをお気になったことがあると思いますが名前の由来なんですがあのフランスの小説家プルーストっていう方もおられまして「失われた時を求めて」いう小説を書かれたことで有名なんです。その小説の中に家の主人公がマドレーヌを紅茶に浸した時に小さい頃の香り出来事を思い出したという記憶の話が書かれています。良い匂いを嗅いだ時に特定の記憶が思い出されたということが小説に書いてるわけです。こういう効果があるというのは言われておりますそこで匂いとこの記憶との関係を比べてみますと、次の図のようになります。

 


 MRI という装置を使って千葉におりました時に研究しました。

赤と赤丸と三角のところは臭いの反応の場所でございます。黄色い三角印のところが認知機能を司る場所にあの反応が出たという結果でございます。


呼吸法で自律神経が活性化されるという話をさせて頂きます。アロマ匂いや、座禅でやるとか瞑想法などにもですね最近の匂いが取り入れられているというお話を聞いております。特にこの鼻呼吸というのは大事だと言われておりまして、口で呼吸をすると喘息になったりして、疲労したりもします。色んな項目に効果がありますので是非皆さんも鼻呼吸をするように心がけていただけるとよいかなと思っております。
最近に認知症と臭いの関係が非常に明らかになってきまして、認知症の初期の症状特にMCIとか言われておりますが、そういう患者さんではですね、嗅覚に異常が生じることが分かってきております。関係もわかってきておりまして、先ほどからのご紹介しておりますよ鼻呼吸であるとか健康状態に重要な関係があるということが分かってきました。

この図はですね1日のリズムを概日リズムと言います。朝起きてから夜寝るまでの間の図を書かせていただいたのですが、朝起きた時にこの脳を活性化させるような臭いを嗅いで、こんど寝る前に安静になるような臭いを嗅ぐとよく寝られるんじゃないかというので、ご提案をさせて頂きたいんです。朝昼間に交感神経を高めるような臭いはローズマリー、レモン、グレープフルーツ、ジャスミン、シナモン、ユーカリなどを嗅ぎ、夜寝る前には脳を鎮静化させるような副交感神経を高める安静させるような臭いラベンダーとかスイートオレンジ、ゆずとかオレンジを嗅いで頂くと、脳が活性化するんではないかと思いますので、ご紹介をさせていただきました。長々と喋りましたが嗅覚とのフレイルの予防のためにも、運動だけではなくて匂いも取り入れていただくと非常に感覚が活性化して、脳も活性化するのではないかと思います。これでお話を終えさせて頂きます。

 

QA

 Q(花戸先生):最初の山内先生の講義で予防体操で、フレイルの予防と認知症の予防っていう風に言われたんですけど、大まかにこんなことをするっていうようなことを教えていただけるとありがたいです。認知症の時はなんか頭を使うと体がこんなことをすると簡単で結構です。

 A(山内先生):びわこいきいき体操では、筋力トレーニングの柔軟性を高めて筋力を維持増強させるっていうがメインですね。それとですね今回フレイル予防っていうことでは歩行とか外出の機会が減るということもありますので、小刻み歩行とか、言わゆるすり足歩行というものにならないように足をあげるバランスをつける、そして振り出し幅を大きくする、大股であるということも大切ですね、下肢の振り出し送り出してもらって歩く練習をするという、少し横幅を大きくするようなトレーニング、これをちょっとやっております。それがびわこいきいき体操の特徴ということになりますね。
認知症予防というのは、いわゆる二つのことを、例えば歩きながら計算をするとか、そういったように動きとそれから頭を使って二つのことを例えば別々の二つのことをやって脳活性化させる作業をしながらなんか検査するとか、そういったことで活性化させることを中心に取り組んでいます。

 Q(小串先生):外池先生に質問があります。匂いは慣れてくるんですね、時間と共にその匂いの記憶が消えないことはよく分かったんですけども、人間でやる場合非は常に難しい。犬の嗅覚は優れているので、犬のデータはないんでしょうか?

 
A(外池先生):犬は人間に対して高感度で、今も麻薬犬とかですね、いろんな警察犬だとかを使っております。あれも機械になかなか置き換えられない分野でして、非常に優れていると、もちろん人間もちょっと頭が悪いわけではございませんが、どちらかというと人間は視聴覚の方が発達してきました。ただの本能的な部分の脳の中枢のところに味覚とか本能的な所がございます。ここも今こういう時代ですので、いろんな方法で活性化されてやれば、もう少し、いろんなうつ病ですとか防げるのではと思います。嗅覚味覚をもう1回見直して、動物じゃないんですけれども人間も動物の一種だということで何か活性化できないものかというのはまだこれからのことでございますけど、私はの武漢の研究もしておりますので、あの匂いだけではございませんが関係をもって活性化しまして、今の対象になるようなことはできるんじゃないかということで、今日も提案させて頂きました。

 

【グループワーク】
進行: 花戸先生


 テーマ「 気軽にできるフレイル予防にはどういうものがあるだろうか?」
 ・ どういう方法なら続けられるか?
 ・ 指導者は必要か?
 ・ いつから始める?"           

 【発表】

G
発表させてもらいます。ケアマネさんはいつも行った段階、担当した段階から利用者さんはフレイルになっているとのことでした。保健師さんは病気をやっぱりしないということから考えてフレイルのことを考えていけたらいいなーって言うておいででした。あの山内先生がね素晴らしいアイデアを持っておいででしたので山内先生に交代します。最後に永杉先生がもう一つ素晴らしいアイデアを持ってはったので交代します。お願いします

(山内先生)フレイルなりつつある今、出てこない方にはもし出てきたらどういう風にすると続けられるのかなということなんですが、元々フレイルになる方はやっぱりその出てこないとか運動もあまりしないということじゃないかと、ということで考えてるのはやっぱりデータを突きつけられるって言う回数を増やしてみたらどうかなって、今までに一回とか例えば体力というか特に筋力が落ちてますとか、そういった形で報告していたんですけれども、ちょっとショックを受けて 頑張った方がいいのかなと、それでもなかなか続けられないかもしれませんが、そういう形で行こうかと考えております。

(永杉先生) 私の方はそのいつから始めるかとか、誰が言うかとかって言う話の中で、私が昔から思ってることで六十歳からの義務教育課というお話をさせていただきました。やっぱり六十歳っていう年でそこからもういっぺん学校に行って、週に2回か3回でもいいと思うんですけど、フレイルのことも、サルコペニアのことも、認知症のことも年金のことも介護保険のこともありとあらゆる事をもういっぺんみんなで学んで、そこで昼食を食べて家庭科で学校の料理の作り方も覚えて、地域の友達とももう1回場を作ってやっていくと、フレイル解消になるんじゃないかなという風な、私の20年間温めているお話させていただきました。以上です。

 G
びわこリハビリテーション専門職大学の寺井と申します。
グループに話し合ったことをちょっとメモしてたので、グループ1のシステマチックなお話には驚いたのですが、グループ2はどっちかというと、人的な環境であったりとかをうまく使おうというの話し合いが多かったのかなと思っています。フレイルということやっぱり栄養面の支援であったりとか、運動機械などで運動ができる施設に繋ぐということで、花戸先生の施設に繋げたらいいよねって話がよく出てました。ただただその栄養士によるとの栄養面の支援だけでは難しいかなと思いましたので、家族や友人を誘う毎日の生活の中にそれを取り入れるために家族の協力を得られやすいような、アシストをしていく。地域の中でそういう仲の良いグループとかその地域の若手の大切にして支援できると継続できるんじゃないかなって話をしておりました。あとはフレイルの考え方自体が私たちその四人グループだったんですけども、まだまだあまり詳しくは知らないわって方もいましたので、考え方自体の普及っていうのは大事なのかなと思っています。指導者としてはやっぱり必要で直接的な指導としては管理栄養士さんであったりとか運動療法士であったりとか、直接的指導としては、より多くの考え方を普及してくるというところで影響力のある方としてはどっかの先生方であったりとか、今日の方々であったりとか、民生委員の方々はも含めて、こういう考え方を知ってもらって、より問題のキャッチというのをできるといいんじゃないかなという陽に思います。専門職にはやっぱりその後なので、個々の考え方の普及がやっぱり大きいところかなと思っていました。地域に潜在的に多くおられることもありますので、直ぐにでも始めていくべきかなと思っていました。
あとは私たちのグループでちょっと出てた取り組みの疑問としてなんですけども、栄養指導のコツとして実際に高齢者のかたも高齢者だけではないんですけれども、食べ物とかを取り上げやすいなと思いまして、フレイル予防の為にもし栄養士の方が参加されていたら、こういう指導してるよーとかいうのもあれば聞きたいなと思いました。

 

G:
私、前田が発表させてもらいます。3グループはデイサービス、訪問看護病院、 MSW、 ケアマネージャーの4名でした。気楽にできるというところであのデイサービスさんで PTOTさんが中心にリハビリをされているところもありますが、私のところもですが、専門の先生がいないので、いなかったらできないのかってなると気軽に出来ないので、例えば月間デイであるとか、そういうものにはDVDがついているので、脳トレをする。またYoutubeをつかうなり、色々な機材などを使ってするっていうの続くんじゃないかと思います。そういうことを言うと、うちのデイなんかでは20何年かずっと同じ形のカレンダーを作ってるんですけれども、カレンダーを欲しさに来てくれてる方もいて、なんか欲しいものがあると続くのかなっと、またあの女性の高齢者の方々にもには移動販売車が来ると音が聞こえると一生懸命出ていくという、なんかそういう食事に関するものだったら続くんじゃないかなあと。もう一つ大阪から出てきて滋賀に来てびっくりしたのが、すごいいいなって、作業であったりとか畑であったり、これって凄いフレイル予防だなっていう話がありました。デイサービスでも畑を借りて無償で借り受けて徒歩50 M のところでなんかこだわりがあって、喧嘩まで始まる、夏野菜も取れたり楽しくされて車椅子の方も行くと、そういう形でうまく畑など農作業を絡めると良いんじゃないかという話がありました。あとは食事に関して偏りが出ないように、栄養の面で気をつけないといけないので色々な食材をとるということが大事だなという話になりました。

 G
あの私どものグループですね、まず自分がやっていることを見たいなことも話してくださって、とにかく外へ出て刺激を求めることが大事なんだということだとか、口腔ケアことに関して続けるようにあのアナウンスを続けている。どういうものがいいのかという話なんですけど、とにかくその参加につなげていただけるような、その間口を広げるっていうところで、その地域だったりそこの地域がらなどの文化的な背景もあると思うんですけど、そういう生活習慣にあったようなものの中では特に興味関心のあるような物っていうのを提供する場っていうのが数多く作れたら、よく思って臨んできてこれるんじゃないかなっていうのは意見がありました。例えばスマートフォンの使い方教室をやってみようとか、季節限定のものをオールシーズンできるような取り組みにするだとか、ビニールハウスで真夏しか作れないようなものを冬は寒いからやめてるって言うのものビニールハウスで作れるようにするとか、ビニールハウスの中で例えばグランドゴルフができるようとか何かそういうような生活に即したところでも長く続けていきたいという意欲をかき立てるそういう取り組みそういう場ができればいいんじゃないかなというのことが話し合われました。

その中で一番大事なのは本人さんだったりその周囲の方々の気付きていうところが得られれば長く続くことができるだろうし、習慣化されるまではちょっと指導者が必要かと思います。

 

5G
5グループは全部で4名です。色々とテーマに沿ってお話をさせてもらったんですけれども、コロナ禍で集団で活動できていなかったというお話がありました。
1人では難しくても何名かこうまとめて、グループで活動すると続けることができるんじゃないかというお話がありました。なかなか指導者という部分で常々対応をしてもらうことが難しいんじゃないかっていうことで、例えばYoutubeとかDVDを使用すると指導者がいなくても気軽にできるのではないかと思います。
地域のサロンで DVD とかも作ってもらって住民さんに対応してもらって取り組みをされえているところもあります。いつからってことに関しては、今すぐにでもっていうことなんですけれども、なかなか難しいところもあるので色んな世代を巻き込みながら、各イベントとか身近なところでフレイル予防を開始していくことが大事じゃないかなっていうお話がでていました。

 川上:やっぱり朝にしっかりおかずを食べてもらえるようなことをまず伝えるようにはしてます。皆さんだいたい夜だけにご馳走食べたり、朝昼が簡単になっておいでの方が多いのでとりあえず朝も昼も一品は手のひらに乗るぶんぐらいのタンパク質は目玉焼き一個でもいいし缶詰開けてでもいいから、しっかりタンパク質やろうとるようにというのはまず伝えるようにしています。しっかり体重も測ってくださいね。体重が減ってたら食べたらのやから大丈夫なように食べてくださいねっていうこと。お休みでも少し栄養価の高そうなものを食べてもらえるようにとか、魚とか肉とか卵豆腐それから牛乳とか、とりあえずいろんなものが毎日取れるといいねっていう点数化にしたようなものを皆さんの教室にいって言えるようにもしています。簡単ですいません。

 

 コメント:東近江市健康福祉部長寿福祉課 参事 松浦正江 様"    

東近江市役所長寿福祉課の松浦と言います。

本日はありがとうございました。色々勉強させて頂いてます。介護予防っていますと、市役所の方で介護予防を扱っているので、市の中で考えていることが多いのかなと思ったんですけど、今日のお話を聞かせてもらって色んな所で介護予防っていうのを考えていただいて、集団であったりとか事業を組み立てて作った新しく作っていただいたりだとか、個別の方法の中で色々働きかけをしていただいてたりとか、いろいろあのあるんだなという現状を知ることができました。主としましては初めには先生から紹介があったように2年前に一緒に連携してフレイル予防をやっていきましょうというお話があって、実態として介護になられる方とかあと病気になられる方のレセプト報告分析していく中で97%の方が病院にかかっていて8割の方がそのうち生活習慣病で、そのうちのまた8割の方は高血圧があるんだけれども薬をちゃんと継続的に飲まずに脳卒中になってしまったり心不全になってしまったりというようにまあ QOL を落として行かれる方もたくさん見ているのでや、はり生活習慣病予防というのがあの一番のベースには大事かなっていうふうに思うんですけれども、ただ高高齢化していく中で認知症であったりとか筋力低下であったりとか、フレイルどんどんこう進んでいくっていうところで何とかそこを止めたいといけないなーっていうところで、先ほどからこう動機づけのところとか、気付きの部分でなんとか止めないといけないっていうところを、どんな授業をしたらそれが止まるのか、いつだったらいいのかっていうところで、市の中ではその75歳の保険が変わるところを節目に、いろんな健康教育をしたりとか他の地域の活動の中でいるとこの中でちょっと色々サロンとかもストップはしてるんですけれども高齢者の方が地域の中で活動していただくことによってフレイル予防ができるというところで補助金を出して活動をしていただくだとか、そういうところの活動の支援とかもさせてもらっているところです。指導者についてもリハ大の先生達がいてくださるので、今まで栄養士とか保健師とか歯科衛生士とかそういうところでこう地域の中で学習を組み立ててきたんですけれども、大学と連携することによって理学療法士の方とか作業療法士の方とかっていうところの専門的なところの支援があって、先ほど山内先生がおっしゃってくださいましたけど体力測定をすることによって、動機づけの部分がモチベーションが維持できるって言う話をされたんですけれども、それも本当にそうで。その体力測定事業のっていうものが市の中にあるんですけど3ヶ月に11年間継続的にそれを測定することによって体力が維持できているというような結果も出ていたりとかだと趣味の講座とか運動を主したサロンであったりとかその種別によって運動をすればするほど体力が維持できるというようなデータもあるので今回リハ大と一緒にさせてもらったっていうのはすごくよかったなあというふうに思っていますし、今能登川と八日市会場でやっているんですけれども、東近江市は地域がすごく広いのでなかなか市全体に来広がらないというところが非常に難しいところかなっていうところで、今のグループワークの中にもあったと思いますけど、地域の身近なところでそういうことができていかないと、なかなかこう生活の中には定着しずらいのかなって思います。

生活の中で生きていけることを先ほど農業のお話とかがありましたけども、地域のこの東近江の特性と言うかその辺を活かしながら地域性を活かしながら介護予防とフレイル予防に取り組んでいることがフレイル予防という特別なことではなくて日々の生活の中でそれができていくような働きかけというのが周りから色々されていけるといいのかなーっていうことも思いました。それと今高齢者世帯がすごく増えて行ったりとか単独の世帯が増えていくっていうところがあって、若い人と一緒に暮らしていると色んな食品が取れたりとかするんですけれどもそれが高齢になってくると自分の好きなものとかと、その時に食べたいものだけにを偏ってくるっていうようなところがあって、さっき程の気付きの部分でその偏りに気付けるような何かものができると、それはそれでまたあのいいのかなという風に思うので、地域の方に協力して頂きながらにはなると思うんですけれども、一緒にそういうものが身近なところでてきていけるといいかなというように思いました。色々ありがとうございました

<自己紹介>  初めての参加者を中心に自己紹介してもらう・・・・ウェブ会議の感想も含めて・・・  

【連絡事項】   
令和5年3月4日()~10日(金) 市民公開講座 オンライン上映会を開催しますので、ぜひご参加ください。